【開催案内】 7/13~14 「令和5年度 中性子産業利用報告会」開催のご案内

 ≪令和5年度 中性子産業利用報告会≫


7/13 (木) 13:00 - 7/14 (金) 17:20
https://neutron.cross.or.jp/ja/events/23071314/
※詳細は随時掲載してまいります。

開催趣旨
この報告会は産業界の方々からの要望(中性子・ミュオンで何が分かるのか、どう使えるのか知りたい)に応えるために「中性子・ミュオンで何が見えるか」「何に使えるか」に焦点を絞り、産業界の「見たいもの」とのマッチングを図ることに重点を置きます。
すなわち、以下の方針に沿って今回のプログラムを編成しました。

①(産業界)利用の現状、施設に何を望むのか、必要な技術とは何かを示す。
②(施設側)施設が提供できる技術とその限界を示す。
③(共同研究グループ)J-PARC MLF、JRR-3で始動した共同研究の成果を示す。
④社会から求められている課題解決への取り組み、貢献について紹介する。

初日の講演終了後には意見交換の場を、また、2日目のポスターセッションには利用相談・個別相談の場も設ける予定です。
多数の皆様のご来場、ご参加をお待ちしております。

日時
(第1日)令和5(2023)年 7月13日(木)13:00~17:30(受付:12:00開始予定)
(第2日)令和5(2023)年 7月14日(金) 9:30~17:15(受付:9:00開始予定)

  交流会:7月13日(木)17:45~18:55 無料(秋葉原コンベンションホール・ホワイエにて)

会場
秋葉原コンベンションホール(秋葉原駅前) http://www.akibahall.jp/
  

参加費
無料

参加申込
参加申込は、次の参加申込フォームからご登録ください。
令和5年度中性子産業利用報告会 参加申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeS6s9Zvw_pNCAwIWp-q20Mh32_97sTEjSnzfH4tm7pjVJE6g/viewform
  申込締切:2022年7月7日(金)12:00
  会場参加:250名程度
注)参加申し込みフォームがご利用できない場合は、下記の申込みにご記入の上、中性子産業利用報告会事務局<sangyou_jimu@cross.or.jp>までメールにてお申込み下さい。

参加時の注意事項
*感染防止対策の為、マスクの着用をお願いいたします。
*広報活動のため、報告会当日の写真(会場スクリーンや参加者の姿が写っているものを含みます)をホームページ等に使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。


プログラム
 
7月13日(木)
司会:脇本 秀一(J-PARCセンター)
13:05~13:10 開会挨拶 小林 隆 J-PARCセンター長                                                   
13:10~13:15 文部科学省挨拶
13:15~13:20 開催にあたっての注意事項説明 報告会事務局

セッション1:産業利用の現状と施設報告 司会:川北至信(J-PARCセンター)
13:25~13:40 中性子産業利用推進協議会15年の歩み 新会長(中性子産業利用推進協議会)
13:40~13:55 J-PARC MLFの現状と産業利用 大友 季哉(J-PARCセンター)
13:55~14:10 JRR-3の現状と産業利用 中島 健次(JAEA 物質科学研究センター)
14:10~14:25 茨城県ビームラインの現状と産業利用 武田全康(茨城県)
14:25~14:40 J-JOINの活動 柴山 充弘(CROSS 中性子科学センター)

セッション2:産学連携活動 司会:三田一樹(CROSS)
14:45~15:05 量子ビーム分析アライアンスの活動と成果 大野 正司(日産化学)
15:05~15:25 創薬分野における中性子のススメ 杉山 正明(京都大学)

15:25~15:40 休憩

特別講演Ⅰ 司会:本田孝志(KEK)
15:45~16:25 機械学習・ロボット・研究者が協働するデジタルラボラトリ 一杉 太郎(東京大学)

セッション3:宇宙科学 司会:松江 秀明(JAEA)
16:30~16:50 JRR-3による小惑星「リュウグウ」から採取したサンプルの非破壊分析 大澤 崇人(JAEA 物質科学研究センター)
16:50~17:10 小惑星リュウグウから回収されたサンプルのミュオン元素分析 二宮 和彦(大阪大学)
17:10~17:30 宇宙線起因半導体ソフトエラーのPHITSシミュレーション 安部 晋一郎(JAEA 原子力基礎工学研究センター)

17:30~17:40 休憩

交流会  司会:松江 秀明(JAEA)
17:45~17:50 開会挨拶
17:50~18:50 意見交換会
18:50~18:55 閉会挨拶

7月14日(金)
特別講演Ⅱ 司会:柴山 充弘(CROSS)
9:35~10:15 これからの中性子産業利用、小角散乱の視点で考える 小泉 智(茨城大学)

セッション4:高分子・生体材料 司会:高田慎一(J-PARC)
10:20~10:40 X線・中性子線回折データの協奏的解析による合成高分子の結晶構造解明 田代 孝二(豊田工業大学)
10:40~11:00 高分解能中性子構造から明らかになったタンパク質中のぺプチド結合における新しい描像 玉田 太郎(量子科学技術研究開発機構)
11:00~11:20 中性子小角散乱による毛髪乾燥過程の解明ーヘアドライヤーの高性能化に向けてー 石原 綾(パナソニック)

11:20~12:30 昼食

利用相談会(コーディネーターへの利用相談、装置担当者との交流)、施設・産業界の成果 司会:社本真一(CROSS)
12:30~12:35 ポスターセッション説明 実行委員
12:35~13:40 ポスターコアタイム <J-PARC MLF実験装置、JRR-3実験装置> (利用相談、個別相談)

セッション5:カーボンニュートラル 司会:野崎 洋(株式会社豊田中央研究所)
13:45~14:05 中性子イメージングによる車載用燃料電池セル内部の水の可視化 今井 英人(FC-cubic)
14:05~14:25 ブラックエッジイメージングによるリチウムイオン電池の劣化解析 木野 幸一(産業技術総合研究所)
14:25~14:45 ミュオンによるリチウムイオン電池のオペランド実験 多々良 涼一(東京理科大学)

14:45~14:55 休憩

セッション6:金属材料 司会:谷山 明(日本製鉄株式会社)
15:00~15:20 中性子による銅製品の解析 佐々木 宏和(古河電気工業株式会社)
15:20~15:40 中性子回折による生体医療用積層造形金属の構造解析 山中 謙太(東北大学)

15:40~16:00 休憩

セッション7:小型中性子源の取組みと大型施設との協奏 (パネルディスカッション) 司会:菖蒲 敬久(JAEA)
16:05~17:05 パネルディスカッション 
        大竹 淑恵(理化学研究所)、大島 永康(産業技術総合研究所)、大沼 正人(北海道大学)、
        伊藤 孝憲(日産アーク)、川北 至信(J-PARC)、長壁 豊隆(JRR-3)

閉会
17:10~17:15 閉会挨拶 脇本 秀一(J-PARCセンター)

利用相談・個別相談
17:15~18:00 利用相談・個別相談

運営組織
主催
J-PARCセンター
JRR-3
(一財)総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
茨城県
中性子産業利用推進協議会

共催
J-PARC MLF利用者懇談会

問合せ先
中性子産業利用報告会事務局
一般財団法人総合科学研究機構 中性子科学センター
野間 敬・大内 薫
  e-mail:sangyou_jimu@cross.or.jp
  TEL:029-219-5300
  FAX:029-219-5311

2023年05月25日